外人フィギュア動画レビューはToyBoxPhotoのユーチューブチャンネルでこれからも投稿予定です。下からのリンクでチャンネルへ是非遊びに来てください。
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それはフィギュアと呼ぶにはあまりに大きすぎた・・・
いや!大きすぎ!この箱どこに保管したら良いの!?
クローゼットに入らないですよ!

今回レビューするのは少し前に販売されたハズブロ社のクラウドファンディング商品であり、マーベル・レジェンド初のハズラブ・プロジェクトの長巨大センチネルフィギュア。11月2021年に購入者の元に届けられました。
ちなみにハズラボ・プロジェクトはウェブサイトで注文し、アメリカとカナダに限定されて届けられましたが、Zabbiなどでは特別注文が可能だったと思います。
ハズブロ・パルスのホームページはこちら
Hasbro Pulse | Where Fans Come First

クラウドファンディングであるため、注文数が一定を越えない限り生産がされないのがこのハズラブ・シリーズ。いわゆる『通常販売しても儲かる可能性が少ないので、コアファンに前金もらう代わりに夢のプロジェクトを叶える』のが売りです。そしてマーベル第一弾なのがこのセンチネルで、見事にファンを大興奮させてくれました。最低注文数が6,000件にも関わらず、最終的には21,878件となりました!

X-Menファンで無くとも、ゲームやアニメーションで見た事があるかもしれませんが、センチネルとは対ミュータント兵器として人類が設計した超巨大人型ロボットです。AIで自立行動したり、パイロットが操縦したりなど、その性能やサイズにバリエーションが豊富です。もちろんアメコミファンから大人気なキャラクター。

過去に販売されたセンチネルは40cmと大きかったのですが、センチネルとしては小さすぎてファンからすれば納得がいきませんでした。なので67cmサイズのセンチネルが発表された時はファンがフィーバーしていましたが、同じく『まだ小さい!』と言う声もありましたね。そっちの話は動画のほうで詳しくしているので是非見てみてください!

『まだ小さい!』
いや、これ以上大きくすると飾る場所無いねん。しかもこのフィギュア、重量もそれなりにあってポーズ取らせるのに必死になります。ちなみに1/4スケール系統のフィギュアよりも全然大きかったりするのでこれ以上大きくするのは無理でしょうね。

色んなセンチネルがいますが、基本的にファンが思い浮かぶのはビルよりも巨大なサイズのものですね。ただ作者はこのイラストに出てるくらいの巨人がちょうど良いと思います。むしろそんなガンダムよりもでかいのがワラワラ登場されると『生産コストで破産しないのか?』とツッコミを入れてしまいそう。

どうでも良いかもしれませんが、個人的にはカプコンがデザインしたX-Menゲームに登場するセンチネルが一番格好良いと思います。
このセンチネル、見ての通り色々とアクセサリーがついてきます。そこに注文数2万超えの理由が隠されています。つまりある一定の注文数を更に超えると追加でアクセサリーがついて来ると言う『Tiers』システムが導入され、注文数をクリアすると次のTiersの注文数と追加アクセサリーが発表されるため、複数買う人や、足フミしていた人がそれによって飛びついたりしたのです。それによってマーベルのハズラブは見事に大成功となりました。
ただしこの成功にうぬぼれたハズブロは次回のマーベルのハズラブでは結果はまーまー。スターウォーズのブラックシリーズ・ハズラボでは大コケして廃止になってしまうほどの不始末を犯しています。

『僕のセンチネルの関節がゆるゆるだよ!』そんなクレームが殺到しましたね。あまりに殺到に、ハズプロは相変わらずの『我関せず』を決め込みましたが、関節部分をネジを隠すキャップを外してネジを引き締めればすぐ直っちゃいます。キャップも簡単に取れるのでもしセンチネルに関節問題があれば試してみてください。動画の方でより詳しいやり方を紹介しますね。

『ミュータントを確保せよ!』
うねうね触手がついて来るので、手のひらの穴にぶっさせば装備可能!しっかりと曲がるので同スケールのフィギュアに巻き付ける事も出来ます。
ただ付属する触手は一本のみだったのでファンがツッコミ入れまくってましたね。両手でうねうねしたかったらどないすんねん!?と。作者的にはどうでも良かったのですが、たしかにやってみたい人はいるでしょうね。そんな理由でTierに別の触手が他のアクセサリーと一緒に放り込まれてました笑
Mafexのウルバリンもセンチネルにペタン子にされそうですね!ちなみにこれ以上かがもうとすると倒れます笑

最低注文数の6000を超え、次の目標であるTier第一弾はセンチネルを大量生産させる本体のマスターモールドの頭部。これをセンチネルのボディに接続すれば原作の超超巨大センチネルの出来上がりー

・・・何か違う・・・

そう、マスターモールドとはセンチネルが子供以下のサイズに見えるほどの巨体なのでいくら何でもマスターの頭部をもらっても『なんちゃって』程度にしかなりません・・・
しかもマスターモールドと言えばいつも椅子に座っているので、ファンから『マスターモールドの頭部オプションがあるなら、箱をマスターモールドの椅子に出来る様にしてくれ』と言う声が多数寄せられてました。気持ちはわかりますが、この重量だと段ボール箱の椅子なんて簡単につぶれてまうがな
しっかり目も発光しますが、やっぱりノーマルセンチネルのボディーだと貧弱に見えますね。ツッコミどころ満載だったアクセサリーでしたが、大半のファンは『破壊ジオラマとして使用する』と言ってましたね。
この頭部、かなり重いので人に投げつければかなりの凶器となります。これ、足の上に落として声を上げました(´;ω;`)

そして最後のTierはこちら!え!?センチネルの別顔パーツ!?
実はこちら、トライセンチネルの頭部なのですよ。
トライ=3 なので顔が三つ頭部についてます。簡単に言うとアシュラですね。ただしこのパーツが一番ファンからのツッコミが多かったです。なぜなら・・・

全然原作と違うから!デザインのみならず、コンセプトすら違う!トライセンチネルと言えば三つの顔、六つの腕なのに頭だけトライされてもトライセンチネルじゃないやん!
あの圧倒的な暴力マシーンであるトライセンチネルを『なんちゃって』でやられて白目をむいたファンはかなりいましたね。この頭部もマスターモールド同様使い道の無いジオラマパーツとなる事でしょう。ちなみに頭部のLEDが前方にしかむかないため、左右にある顔の両目は光らないのが残念。もちろんトライセンチネルの頭部の好みの顔を前方に配置すればその顔の両目は発光が可能です。
ついでにサービスで両手うねうね触手を再現してみましょう。

そんなこんなでファンを喜ばせながらつっこみさせまくったマーベルレジェンド・ハズラボ第一弾センチネルのレビューでした。ハッキリ言って大成功と言って良いプロジェクトでした。これで味をしめたハズラボがこの後大コケするのですがそれは別のレビューで語りたいと思います。

次回のマーベル・レジェンドのハズラボはあの超超超巨大キャラ、惑星以上の巨体を持った81cmのギャラクタス!これもすでに注文受付は終了していて2022年秋に配送予定。しかも注文数はセンチネルを越えて3万超え!
え?大コケするんじゃ?
はい、するのです。マーベルでは無くスターウォーズのハズラボで・・・

こちら、スターウォーズファンが待ちに待っていたブラックシリーズ初のハズラボ、巨大ランコアフィギュア!『出る出る!』と噂がずっとされ、発表された時はフィーバーしたファン達ですが、その内容、質の悪さ、『スターウォーズだから金出すだろうお前ら?』と言わんばかりの態度の担当者達にファン達がブチ切れ。クレームにクレームの嵐が続いたにも関わらず、『どうせ最後は金を出す』と言った態度のハズラボスターウォーズチームについにファン達がキレて最低注文数に届かずプロジェクトが廃止になってしまいました。
まさに天狗の鼻がへし折れた歴史的な瞬間でしたね。ファンの多くは『金に汚い会社には金が全てだから、彼等の考えを正すのも金で教えないと駄目だ』とフェイスブックでは『このプロジェクトを応援しない』グループが作られる始末。
そんな結果にハズプロがファン達に出した逆キレメッセージは
『ハズラボとは正にこう言うものだ。何が販売されるべきかをファンが決める』
何も知らずに聞くと良いメッセージの様に聞こえますがこれをハズプロがファンに対する『唾吐き』と指摘する者は大勢いました。
ランコアは前からファン達が欲しくてたまらなかったキャラクターで、内容の割には値段があまりに高くてしかも質もひどく、『内容を変えてくれればみんな払う』とファンコミュニティが何百件もハズラボへメッセージを送ってるにも関わらずハズブロは何もしなかったので結局プロジェクトは破産してしまいました。ファンのメッセージを素直に受け取って値段に見合う内容にすれば確実に売れるのですが、ハズブロの性格上『顔に泥を塗られたからランコアはもう販売してやらん。チャンスを逃したな』と言う意味にとられても仕方ないかもしれません。実際メッセージが『ファンがランコアを必要としていない』と言う風にしか読めないので、そう言う意味でしょうし、ランコアがファンの手元に届く事はもう無いでしょう。

おや?

スターウォーズのファンコミュニティをなめちゃ~いけません。
ハズブロがランコアを販売しない宣言を出したその日、ファンが同スケールのランコアを制作して販売開始したのです。
『メーカーが作らないならファンが作れば良いじゃん』
フィギュアの人気を生み出したスターウォーズだからこそ、スターウォーズコレクターはどのブランドよりもマニアックな方々が多く、改造カスタムパーツを一般販売する改造屋がどのジャンルよりも多いです。正に世界一のファンダムですね。なのでランコアを入手する方法は他にもあるので、ハズプロが行ったのは改造屋の宣伝。
え?出来がいまいちだって?大丈夫。スターウォーズコレクターは『フィギュア改造』の概念を生み出した猛者ばかりなので不満があったら自分達で何とかするでしょう。
本当にタフなファンダムです(^^)

今回のフィギュアレビューはこれでおしまいですが、作者は別のホームページで描いた漫画をアップしております。ユーチューブチャンネルもあるので興味のある方は是非遊びに来てくれるととても嬉しいです。
これからも他のフィギュアレビューチャンネルやブログページと違い、日本では全く出回っていない海外からの業界ネタをまぜた話を沢山して行こうかと思います。いや、大変なんですよ今。ハリウッドやら何やらがもう総崩れしている状態です。もしこんな話をして欲しいと思った方はユーチューブ動画のコメント欄で教えてくださいね!
宜しくお願いします。
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外人が描いた4コマ漫画を投稿中!

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『外人レビュー&海外ファン裏話』マーベル・レジェンド・ハズプロ・パルス・ハズラブ(クラウドファンディング)限定・X-Men67cm超巨大センチネル

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